インテリアとしてはもちろん、フローリングの傷を防ぐためにも効果的なカーペット。
表面は汚れが目立ちにくいので、あまりお掃除に気を配っていない方もいるかもしれません。
しかし、カーペットの根元にはさまざまな汚れが入り込んでいます。
今回はカーペットをお掃除する方法について、汚れの種類や素材ごとの方法などとあわせてご紹介します。
CONTENTS
1 カーペットにつく汚れの種類
カーペットには、主に以下の汚れが付着します。
- 髪の毛・ペットの毛
- 汗
- 皮脂汚れ
- 食べこぼし・飲みこぼし
- ホコリ
- ダニ
- カビ
カーペットに付着する汚れは繊維の奥に入り込んでしまうので、表面上は汚れて見えないのが厄介です。
奥に入り込んだ汚れは掃除機だけではキレイにできないため、しっかりとお掃除し、汚れをかき出さなければなりません。
2 カーペットの素材
カーペットは、ポリエステル・ナイロン・アクリル・ポリプロピレン・塩化ビニール・レーヨンが主な素材です。
素材それぞれの耐久性や摩耗性、撥水性などが異なっています。
そのためお掃除方法によってはカーペットを傷めてしまう可能性があります。
例えばポリエステルは耐久性も高く、洗えるものも多いのでお掃除もカンタンです。
しかしポリプロピレンや塩化ビニール製のカーペットは水分を吸いにくいため、水洗いには適していません。
この後の項目で紹介するお掃除方法は、水分を含んだアイテムを使ったものがありますがポリプロピレン・塩化ビニール製のカーペットの場合にはおすすめできません。
掃除機をかけても毛羽立ちが目立たないのが、ナイロンです。
ナイロンは化学繊維の中では高級な部類に入りますが、耐久性・摩耗性が高いので長く使用できます。
対してアクリルやレーヨンなどは掃除機でのお手入れはオススメできません。
アクリルは耐久性が低いわけではありませんが、遊び毛が出やすいためお掃除の頻度が高い場所には適していません。
またレーヨンは吸湿性や保湿性が高く、高級感のある素材で人気があります。
しかし、他の素材と比べて耐久性が低いので、頻繁に掃除機をかけてしまうと劣化が早まってしまうでしょう。
このように、カーペットは素材によって向いていないお掃除方法があります。この後紹介するお掃除方法などを参考に、素材に合わせた方法を選択しましょう。
3 カーペットのお掃除方法
3-1 日常で行いたいお手入れ方法
日常でのカーペットのお掃除は、掃除機やカーペットクリーナーで汚れを取り除くだけでも十分キレイになります。2〜3日を目安にお掃除しましょう。
手順としては、まず掃除機をかける前にカーペットの表面を撫でて、色が濃くなる方向にヘアーブラシをかけましょう。
次に同じ方向に掃除機をかけてください。最後にカーペットクリーナーをかけて完了です。お掃除前には、部屋の窓を開けて風通しを良くするのも忘れないようにしましょう。
おすすめのカーペットクリーナーについては、こちらの記事を参考にしてください。
『GNスゴ技カット本体S』『GNハイブリッド粘着本体S』2種類の粘着クリーナーをご紹介
3-2 念入りにお掃除する場合は…
掃除機やカーペットクリーナーをかけた後に、より念入りにお掃除する場合は水拭きがおすすめです。
固く絞ったぞうきんで水拭きしましょう。汚れが落ちにくい場合は、雑巾にカーペット専用の洗剤やクリーナーを染み込ませてください。
カーペットを念入りにお掃除する場合は、掃除機・クリーナーをかける前にブラシを使って汚れをかき出しておくと良いでしょう。
目に見えないダニなどを死滅させるために、スチームアイロンを使うのもおすすめです。
3-3 シミがついた時は…
カーペットに食べこぼしや飲みこぼしなどが付着し、シミになってしまう場合があります。
子供がいる家庭の場合は、泥汚れが付着することもあるでしょう。
水性汚れ・油性汚れなどさまざまな汚れが付着するカーペットは、汚れが定着する前にお掃除する必要があります。
カーペットのシミ汚れには、激落ちくんの『GN電解水泡スプレー』がおすすめです。
油や皮脂汚れ、タンパク質汚れを中和する効果があります。
汚れに直接スプレーし、泡が少し消えてきたタイミングで叩くように拭き取るだけで汚れをキレイに落とせます。
また『GN電解水泡スプレー』は、水洗いできないカーペットにも使用できるメリットがあります。
カーペットの素材を気にせず、手軽にお掃除できるのは嬉しいですね。
4 身近なものでできるひと工夫
先ほど紹介したお掃除方法のほかにも、さまざまなアイテムを使ってカーペットをキレイにできます。
炊事用の手袋をしてカーペットの上を撫でるだけで、髪の毛やホコリなどのゴミがくっついてくれます。
掃除機をかけるのが億劫な場合におすすめです。
またブラシをかけるだけでも汚れがかき出せるので、実践してみてください。
ブラシをかける場合は、毛の流れを整えてからその後にお掃除します。
またダニやカビの発生を防止するために、定期的な天日干しや日陰干しを実施するのもおすすめです。
カーペットはさまざまな汚れが付着するので、お手入れの方法もそれに比例して多くなっています。
カーペットの状態や確保できる時間に応じて最適な方法を実施しましょう。
まとめ
今回は、カーペットのお掃除方法について紹介しました。
カーペットは日常的に触れる機会が多く、さまざまな汚れが付着します。こまめに掃除機やクリーナーなどを使ってお掃除しましょう。
素材によっては水洗い・掃除機をかけるのが適していない可能性があるので、その際は今回紹介した『GN電解水泡スプレー』でお掃除してください。
また炊事用手袋やブラシを使ったお手入れもオススメです。
自宅のカーペットをキレイにしたいけど、どのような方法が適しているのかわからないという方は、本記事の内容をぜひ参考にしてください。