年末といえば大掃除。
しかし何から始めたらいいのかわからない…なんて方も実は多いのではないでしょうか?
大掃除当日になってからバタバタとお掃除するよりも、事前にある程度の順序を頭に入れておくとスムーズに気持ちよくお掃除できます。
今回はそんな大掃除の順序についてご紹介していきます。
CONTENTS
1 大掃除を始める前に押さえておきたいポイント
1-1 不要なものを処分する
まずお掃除にとりかかる前に、必要なものと不要なものの分別をしておくことがおすすめ。
しかしいざ分別するとなるとなかなか進まない…なんて方も多いのではないでしょうか。
一年間使わなかった服やものは、潔く手放すことが大切です。
捨てるなんて勿体無い…!と思うかもしれませんが、しっかりと分別しないとお家のものはどんどん増えていってしまいます。
”もったいない”という気持ちはいったんおいてシンプルに今の自分に必要か、不要かで判断しましょう。
断捨離をすることで心もスッキリとして、気持ちにも余裕が生まれるはずです。
1-2 上から下へ奥から手前へがお掃除の基本
お掃除をする上での基本は、それぞれの部屋の遠いところから手前へ、上から下へ、細かいところから大きいところへといった順序を心がけること。
この基本を守ることでよりスムーズにお掃除できます。
まずは遠い部屋からはじめて、玄関で終わらせるようなイメージで。
お部屋の中は一番奥から手前に向かってお掃除しましょう。
家具があるお部屋の場合は、大きめの棚などのお掃除を先に済ませてから床のお掃除をしてください。
逆に床のお掃除をしてから棚にとりかかると、ホコリが床に落ちて二度手間になってしまいます。
このように効率を考えてお掃除していくことで、大掃除が終わった後の達成感もより大きくなるはずです。
2 大掃除のスケジュールを立てる
2-1 お掃除する場所を決める
大掃除を始める前のポイントを押さえたら、次は具体的なスケジュールを立てていきましょう。
前途したようにお掃除の基本は一番遠い部屋から玄関に向かって進めていくこと。
水まわりを集中的にお掃除するのはもちろん、普段あまりお掃除ができていない場所も優先的にお掃除していきます。
例えばキッチンなど、お掃除するポイントが多い場所では”今年は換気扇を集中的にお掃除する”といったように具体的にどこをお掃除するのかを考えておくのがおすすめ。
事前に細かなお掃除計画を立てることで、必要な道具もあらかじめ用意しておけます。
2-2 大掃除の順番リストをつくる
さて、お掃除する場所を決めたらいよいよどこから手をつけるか大掃除の順番決め。
お掃除する場所をリスト化し優先順位をつけていきます。そうすることでより効率よく大掃除を進めることができるのです。
お家のカンタンな間どりを書いて数字で順番づけすると、お掃除のやり残しが予防できます。
お掃除の基本「上から下へ、遠くから手前へ」を意識し、以下の順番でお掃除を進めるのがおすすめです。
- 不要品の処分
- キッチン
- トイレ、バスルーム、洗面所
- 各部屋(玄関から遠い部屋→近い部屋)
- 各部屋のドアノブや手すり
- 床・廊下・階段
- 玄関
2-3 必要なものをリスト化
大掃除する場所と順番が決まったら、お掃除に必要な道具を揃えていきます。
大掃除の場所リストを参考にあらかじめ必要なものをリスト化しておくと買い忘れる心配がありません。
しかしお掃除する場所ごとに専用のお掃除アイテムを購入すると大きな出費につながってしまうことも…。
そこで重曹やクエン酸を始めとした、様々な場所で使用できるお掃除アイテムを購入しておくことをおすすめします。
お家にぞうきんや炊事用手袋などが揃っているかも、事前に確認しておくと良いでしょう。
3 大掃除をする上でのポイント
いよいよ大掃除当日!
それぞれの場所のお掃除ポイントをご紹介していきます。
3-1 キッチン
キッチンのお掃除は以下の順番で進めていくのがおすすめ。
- 換気扇
- コンロまわり
- 食器棚
- シンク
まずは換気扇のお掃除始めましょう。
料理中に使用する換気扇はホコリや油で汚れやすいのがポイントです。
しかし普段からお掃除している方は少ないのではないでしょうか。
ぬるま湯と洗剤を混ぜてつけ置きしたり、スポンジに含ませて日頃の汚れをしっかりと落としていきましょう。
換気扇のお掃除が終わったら次はコンロまわり。
換気扇と同様にコンロまわりは油で汚れやすい場所です。天板なども洗剤を混ぜたぬるま湯につけ置きしてしっかりと汚れを落としていきます。
つけ置きてしている間に電子レンジや冷蔵庫などの調理家電も並行してお掃除すると効率アップ。
つけ置きしていた天板は歯ブラシなどでこすってこびりついたガンコな汚れを落としていきましょう。
コンロまわりのお掃除が終わったら次はホコリがたまりやすい食器棚。
事前にいらない食器や賞味期限切れの食品などを整理しておくと当日お掃除しやすくなります。
最後にシンクまわりのお掃除。
排水溝の汚れやぬめりは重曹やクエン酸と歯ブラシやスポンジを使用してしっかりと落とすようにします。
3-2 お風呂場
湿度が高くなりがちなお風呂場にはぬめりや黒カビが発生しやすのがポイント。
以下の順番で効率よく進めていきましょう。
- 天井・壁
- 蛇口・シャワーヘッド
- 浴槽・床
高くてなかなか手が届きづらい天井は、ブラシなどを活用して汚れを落としていきましょう。
壁の汚れはスプレーなどを吹きかけてラップでパックするのもおすすめ。
天井や壁の汚れがしっかりと落ちていることが確認できたら、次は蛇口やシャワーヘッドをお掃除です。
蛇口やシャワーヘッドは水アカ汚れがつきやすいのが特徴。大掃除でしっかりとキレイにしましょう。鏡や風呂桶・フタ・イスのお掃除も忘れずに。
最後に浴槽や床、排水口をお掃除しましょう。
壁の汚れが残っていると床に着いて再び汚れてしまうので要注意です。
3-3 洗面所
洗面所はお風呂場と同様に、カビや水アカ汚れが目立ちやすい場所。
クエン酸などを使用して汚れを拭きとるとともに、髪の毛やホコリなどもしっかりとってあげましょう。
鏡もしっかりと磨いてあげると心もスッキリとするはずです。
3-4 トイレ
毎日使用するトイレ。
それほど広い空間ではないため、お掃除にあまり時間はかからないでしょう。
まずは便器に洗剤を吹きかけて一定時間放置。
その間に壁や床などを掃除しましょう。最後に便器をしっかりとお掃除して完了です。
3-5 リビング
家族が集まってゆったりとくつろぐリビング。
そんなリビングは日頃からお掃除している方も多いはず。大掃除では普段はあまりお掃除していない場所をキレイにしていきましょう。
壁紙や窓、ドアノブの拭き掃除やテレビやリモコンなどは、普段のお掃除をする時には意外と見逃しがち。
しかしテーブルやリモコンなどは手アカなどで汚れやすい場所です。しっかりと拭いてキレイにしましょう。
家電のコンセントまわりなどホコリがたまりやすい場所も一緒にお掃除するのがおすすめです。
3-6 玄関
玄関は外のホコリや汚れが入り込む場所。
シューズラックや棚からお掃除を始めて靴や傘の整理、拭き掃除と進めていきましょう。
意外と置きっぱなしのまま放置しされているものが見つかることも。
不要なものは処分していきましょう。
整理が終わったらタイルを掃き掃除。最後にポストや表札なども拭き掃除してあげましょう。
まとめ
年末はクリスマスや忘年会など何かとバタバタする時期です。
そんな時期には大掃除の時間を確保するのが難しいなんて方も多いはず。
しかし本記事でご紹介したようにしっかりと事前に準備をして順序通りお掃除することで、短い時間でも効率よく進めることができるのです。
日々の汚れを落としてお家をキレイにすることで、心晴れやかに新年を迎えることができるでしょう!