普段からお風呂場をしっかりとキレイにしている方でも忘れてしまいがちなのがシャワーヘッドのお掃除。「うちのシャワーヘッドは汚れていないから大丈夫!」なんて思った方も多いのではないでしょうか?
そんなシャワーヘッドにつくのは水アカや石けんカスなどの白色の汚れ。白色のシャワーヘッドを使っているお家って多いですよね。つまり、汚れがたまっていても気がつきにくいのです。
お掃除せずに放っておくと、気がついた時には既に白い汚れがびっしりなんてことも…。身体を洗うシャワーヘッドが汚れていると思うとあまり良い気分ではありませんよね。
日々の入浴で使うものだからこそ、キレイにしておくのが大事なのです。
そこで今回はシャワーヘッドの素材を気にせずお掃除できるお掃除方法をご紹介します。
1 シャワーヘッドのお掃除は必要
前述の通り、シャワーヘッドをお掃除せずに放置していると、水アカや石けんカスなどの汚れがついてしまいます。白い色をした汚れのため、注意して見ないと汚れているかどうかの確認が難しいのがポイントです。
しかし、身体を洗うための水を扱うシャワーヘッドは常に清潔にしておきたいですよね。そのため、汚れがついていないように見えても定期的にお掃除しましょう。月に1度はお掃除するのがおすすめです。
そんなシャワーヘッドにつく水アカや石けんカスは固まる性質を持った「アルカリ性」の汚れ。そのままにしておくと徐々に汚れが蓄積して固まり、カンタンなお掃除ではなかなか落とせなくなってしまいます。
水アカや石けんカスが固まると、シャワーの水圧が下がってつまったり故障の原因になってしまうことも…。
また、シャワーヘッドにつく汚れは、水アカや石けんカスだけではありません。体の汚れがシャワーヘッドについた皮脂汚れや、水まわりでよく見られるピンクのヌメリ汚れがついてしまう場合も。
身体を洗うシャワーヘッドを衛生的に保つためにも、月に1度の定期的なお掃除を心がけましょう。
2 クエン酸を使ってお掃除してみよう!
シャワーヘッドにつく水アカや石けんカスなどの汚れは「アルカリ性」の汚れ。固まったアルカリ性の汚れは、お風呂場用の中性洗剤でお掃除するだけだとなかなか落ちてくれません。
そんなアルカリ性の汚れのお掃除には「酸性」のクリーナーで中和し、柔らかくしてから落とすのが効果的です。今回ご紹介するのは酸性の「クエン酸」を使ったシャワーヘッドのお掃除方法。
ただし、長時間のつけ置きやパックは、シャワーヘッドが変色してしまうことがあるため注意が必要です。
それではさっそく見ていきましょう。
2-1 クエン酸水につけ置き
1つ目にご紹介するのは粉タイプのクエン酸『GNクエン酸400g』を使ってシャワーヘッドをつけ置きする方法。
まずは『GNクエン酸400g』、シャワーヘッドがつけ置きできるくらいの洗面器、歯ブラシ、スポンジの4つを用意しましょう。
シャワーヘッドはホースからとり外してからつけ置きしてください。
- 洗面器に40度くらいのお湯を張りましょう。
- お湯200mlに対して『GNクエン酸400g』5gを溶かし、クエン酸水を作ります。
- クエン酸水にシャワーヘッドをつけ、1時間ほど放置しましょう。
- 充分に時間をおいたら歯ブラシでシャワーヘッドをこすり、柔らかくなった水アカを落としていきましょう。
- スポンジでシャワーヘッド全体を洗い、クエン酸や残った水アカをしっかりと落としてください。
- 最後にシャワーヘッドをキレイに洗い流したらお掃除完了です。
歯ブラシを使ってブラッシングしても落とせない頑固な汚れがついてしまっている場合は、再度つけ置きをしてからこすってみましょう。
2-2 ガンコな汚れはクエン酸パックで!
2つ目は泡タイプのクエン酸スプレー『GN クエン酸泡スプレー 400ml』を使ってパックする方法。
クエン酸パックはつけ置きしても落とせない頑固な水アカ汚れのお掃除におすすめです。
まずは『GN クエン酸泡スプレー 400ml』、ラップ、輪ゴム、マイクロファイバークロス、スポンジの5つを用意しましょう。
つけ置きの方法と同じく、シャワーヘッドはホースからとり外してお掃除してください。
- 『GN クエン酸泡スプレー 400ml』をスプレーしてください。
- シャワーヘッドを覆うように上からラップで包み、パックしましょう。
- ラップが外れないように輪ゴムで固定し、1時間ほど放置してください。
- 充分に時間をおいたらパックを外し、歯ブラシでシャワーヘッドをこすって水アカを落としていきましょう。
- スポンジでシャワーヘッド全体を洗い、クエン酸や残った水アカをしっかりと落としてください。
- 最後にシャワーヘッドをキレイに洗い流したらお掃除完了です。
3 普段から心がけたい予防策
シャワーヘッドのお掃除方法が分かったところで、次に押さえておきたいのが汚れがついてしまうのを予防する方法。
汚れがシャワーヘッドに付着するのを予防する上で大切なのが「使った後は乾燥した状態にしておく」ということです。
そもそもシャワーヘッドに水アカや石けんカスがついてしまうのは、使用後に水分が残ったままの状態にしているから。すると残った水分が蒸発し、水分に含まれていたミネラル成分のみが残ってしまうのです。
シャワーヘッド使用後の水分を残さないために普段から気をつけたいポイントは以下の2つ。
- シャワーを使った後は水を切り、水分を拭きとるようにする
- 入浴後はお風呂場をしっかりと換気する
普段からお風呂場を水アカがつきにくい環境にしておくことが大切なのです。
まとめ
今回はシャワーヘッドのお掃除方法についてご紹介しました。
シャワーヘッドにつくのは水アカや石けんカスなどの固まる性質を持ったアルカリ性の汚れです。そんなアルカリ性の汚れのお掃除には「酸性」のクリーナーで中和し、柔らかくしてから落とすのが効果的。
そしてシャワーヘッドのお掃除は「クエン酸」を使った方法がおすすめです。つけ置きとパック、2つのお掃除方法を使い分けてお掃除しましょう。
シャワーヘッドを衛生的に保つためにも、月に1度のお掃除をおすすめします。