お料理を作ったり、お湯を沸かしたりとガスコンロは日々の生活に欠かせません。そんなガスコンロに付いている六本爪の支持具である「五徳」、皆さんはしっかりお掃除されていますか?
お鍋の吹きこぼれや油汚れなど、ついつい放置してしまいがちですよね。しかも、そのままにしておくとコゲついてしまい、さらにお掃除が大変になってしまうため、諦めてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一見、落とすのが難しそうな五徳の汚れですが、実はこの五徳の汚れは重曹を使用するとカンタンに汚れを落とすことが可能なんです!
今回は、重曹を用いて五徳の汚れ度合いに合わせたお掃除方法をご紹介します。日々のお掃除の参考にしてみてくださいね。
CONTENTS
1 五徳の素材を確認する
五徳には「ホーロー製」と「ステンレス製」の2種類のタイプがあります。まずはご家庭の五徳の素材をチェックしてからお掃除をしましょう。
1-1 ホーロー
多くのガスコンロに付いているのはホーロー製の五徳でしょう。
黒など濃い色を使用しているため汚れや傷が目立ちにくく、お手入れがしやすいです。反面、長期間使用するとサビが生じてしまう特徴があります。
1-2 ステンレス
ステンレス製の五徳は高級感のある見た目で、なおかつ耐久性に優れています。しかし、加熱により先端部分が変色しやすい特徴もあり。
2 どちらの素材にも使える重曹!
五徳汚れの主な原因は、調理の際に付着した食べ物のカスやお鍋の吹きこぼれ、油汚れ、コゲです。この五徳汚れのお掃除には重曹の使用がおすすめ。
重曹はアルカリ性のため、酸性の汚れである油汚れを中和させ落としやすくします。また、たんぱく質を分解する性質もあるため、お鍋の吹きこぼれや食べカス汚れにも効果的です。
さらに、ホーロー製とステンレス製のどちらの素材にも使用できる万能なアイテムです。
3 汚れの度合いでお掃除方法を変えよう
五徳のお掃除は、汚れの度合によって変えます。
汚れの度合は軽度、中度、重度と3段階に分けられるので、それぞれの段階に適したお掃除方法をチェックしていきましょう。
3-1 軽度:吹きこぼれ・軽い油汚れ
吹きこぼれや軽い油汚れには『GN 重曹電解水シート』の使用がおすすめ。このタイミングでお掃除するとカンタンに汚れを落とすことができますよ。
- コンロから五徳を取り外します。
- 油汚れの気になる部分を『GN 重曹電解水シート』で油汚れを拭きとります。
3-2 中度:放置してしまった油汚れ
少し放置してしまった汚れは、スプレーをしてすぐには汚れが落ちないこともあります。そのような時は、スプレーをしてつけ置きしてみましょう。
- 五徳全体に『GN重曹泡スプレー400ml』を吹きかけて、しばらくつけ置きします。時間を掛けて重曹の成分を全体に行き渡らせましょう。
- その後、泡と一緒に汚れをスポンジで拭きとります。
- 汚れを落としたら水で洗い流して乾燥させます。
3-3 重度:ガンコなコゲ
つけ置きでも落ちないコゲやこびり付いている汚れの場合は、五徳を直接煮沸して落とす方法があります。お鍋に『GN重曹500g』を入れて煮沸することにより、ガンコな汚れも浮かせて落とします。
その際、アルミ製のお鍋を使用すると黒く変色するため注意が必要です。
- お鍋に水と水100mlあたり小さじ1の『GN重曹500g』を入れ、お湯を沸騰させます。
- 沸騰したらお鍋に五徳を入れて、10分ほど煮沸します。
- 煮沸し終えたら火を止め、3時間ほど放置しておきます。
- 五徳を煮出した重曹水をスポンジや歯ブラシに付けて、五徳に残った汚れを落とします。
- 水洗いをして重曹や汚れを落とし、五徳を乾燥させます。
重曹での煮沸まで行うと、多くの汚れを落とすことが可能です。しかし煮沸を行っても落とすことのできないガンコなコゲがあった場合、ここでは『【コゲ落ちくん】』の使用がおすすめ。
ガンコなコゲ・汚れを洗剤なしで落とすコゲ取り専用たわしであり、強力な研磨粒子が水だけで汚れをかき落とします。
ただし、キズがつきますので、フッ素加工やアルマイト加工等の表面がコーティング加工された調理器具や機器には使用しないでください。
まとめ
今回は五徳のお掃除方法をご紹介しました。
お掃除のポイントは
- 軽度の汚れには、『GN 重曹電解水シート』で拭き取り。
- 中度の汚れには、『GN重曹泡スプレー400ml』をスプレーしてしばらくつけおき。
- 重度の汚れには、『GN重曹500g』を入れて五徳ごと煮沸。
- 煮沸でも落とせないコゲには『【コゲ落ちくん】』で落とす。
五徳はその都度お掃除することがベスト。汚れが付いてすぐは落とすことも容易なため、使用後に拭くだけでもその後のお掃除がラクになりますよ。
日常的に使用する五徳。ガンコな汚れになる前にこまめなお掃除を心がけて、キレイな状態をキープしておきたいですね。